消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

密室国会に残念

衝撃未だ冷めやらぬ。
福田首相の電撃辞任。
日本中が「え? なんで今?」


首相が辞任するということは経済、社会、海外、
影響のほどといったらないったらない。
株価が激変すれば破産する人も出るかもしれない。
アフリカ諸国はせっかく集まって約束したことがどうなるか
気になってるかもしれない。
アメリカなんか慣れっこだから「次の人とも仲良くやるよ」
そして国内は大混乱。


このすさまじい影響、混乱を、当然政治家たちは重々承知しているのはもちろん。
その影響を鑑みての「本日」なのだろうし
混乱を利用すべくの「今」には違いないはず。

とにかく理由なり策なりがあっての行動を取っているはずだ。

そしてとにかく気に入らないのは、それが国民に見えないこと。
すべて一部の人間と一部の都合と一部の論理で
「密室で」決定されていること。


一億五千万人の税金と生活と命を預かる、
一億五千万人の代表が集まる、国会。
これほど、
これほど透明であるべき組織など他にないはずじゃないだろうか。
言動の一つ一つ、行動の細大漏らさず、
金なんて一円余さず
国民に開示され理解されその上で初めて「国家中枢」とのたまうべき組織じゃないか。


それがどうして、我々には全くわからないシナリオで動いていってしまうのだろう。
国民が「わからない」とか「なんで?」っていう政府は
そもそも成立してはいかんのですよ。



どんな首相でもいいから五年は続けて欲しかった。
どんな国策があるのかわからないけれどまともに政治をやって欲しかった。
ただただ残念。





そこに来て、国民の関心が共産党に移っているというのも
結構残念。
小林多喜二の「蟹工船」ブームに乗る共産党の地方行脚に従来の支持層を超えて関心が集まっている。格差問題に対する取り組みなどが評価され、昨年9月以降の10カ月間で約1万人が新規に入党。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080831-00000011-maip-pol


蟹工船を読んだ影響で」というのがなんとも残念。
私も最近読んだのだけれども、あれを読んだら
むしろ共産主義に限界を感じるはずだと思うのだが。
小林多喜二存命当時と比べて社会学習水準が比較にならないほど向上している現在であれば
蟹工船」と「党生活者」の欠陥がくっきり見えて然るべき筈なのに……。


政治が残念なのか、日本が残念なのか。
何もできない自分が残念なのか。