消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

みんなこれやって

社会問題や時事に関心はある。
家にいる間はたいていニュースをつけている。
政府案に対してそこそこ文句を言うことができる。

それでも選挙に行かない俺。
関心がない。
気が乗らない。
ぜんぜん面倒くさい。
どうでもいい。

政府がなくなる投票だったら行くと思う。


そういう人、多いと思う。
この国を一票ごときで動かせると思ってないんだ。
裏切られるくらいなら期待しないんだ。
今までよくならなかったのに、これから良くなるなんて予想できるわけない。

キルケゴールが言っていた。
死に至る病は絶望である。
日本は、ゆっくりと死んでいってると思う。

だからこれをやってみよう。
自分が何をしているのか、自分が何を望んでいるのか、

いや、そんな具体的なことなんかわからなくてもいい、
わかるわけない。
でも、政治と自分個人との、
ほんのわずかなものだけれども、
接点をみるけることができるかもしれない。
「ちょっと投票してみようかな」と、
「よくわからないけれどこの政党があってるみたいだから投票してみよう」と、

そんな風に思えるかもしれない。

毎日新聞社が開発した、ボートマッチ。
毎日新聞社は7月6日、12日に公示される参院選に向け、政党別候補者の“考え方平均値”と、自分の考えとがどれくらい近いかを調べられる「毎日ボートマッチ えらぼーと」を、ニュースサイト「MSN毎日インタラクティブ」で公開した。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/07saninsen/votematch/

(中略)

「若者の政治への関心を高めたい」と藤生氏は言う。若者の気を引こうと知名度の高いタレント候補を出馬させる政党もあるが、「政策を理解した上で投票して欲しい」との思いから、若者がよく利用するネットを活用し、ボートマッチの仕組みを構築した。

 ボートマッチは、藤生氏が特派員として赴任していたドイツで、ネットが普及してから積極的に活用されるようになったという。2005年の連邦議会(下院)選挙では約510万人が利用。うち8%が「棄権するつもりだったが、ボートマッチを使ったことで投票しようと思った」と答えたといい、投票率を引き上げる効果も期待される。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/06/news052.html


投票率が4割、3割。
それって、国民の40%程度の人たちのために国家が動いてるってことだ。
誰のために稼いでいるのか。
誰のための税金か。
誰のために生きているのか。

少なくとも、政治家のためじゃぁ、ない。