消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

性欲から解き放たれた時、人は本当に自由になる

性欲、性衝動から解き放たれた時、

人は本当に、

自由になると共にモチベーションも低下する。

 

…低下するなぁ…。

 

「ほしい」「やりたい」

が人間の1番根幹のモチベーションスイッチなのだから、

便利になる、満たされる、として、

例えば飲食の不安が満たされて(もう狩りに行かなくてもいい)

雨風の不安が払拭されて(現代住宅のなんと快適なことか)

衣食住が満たされていくと、それだけ欲しい欲求が減退していってしまう。

 

とはいえ、人間は常にどこかに不平不満を持ち、

常に充足することに心満たされない愚かな…

(ある意味求道的な)

生き物であるから、

満たされてもまた新しい不満を見つけ出すものなのだろう。

 

そんな中で、肉体の衰えと共に、

あの圧倒的すぎた衝動とモチベーションであった性欲が減退してくると…

今度は「制欲増進剤」を求めるようになるのかもしれないけれど、

ようやく自由時間が得られるようになる、気がしないかい?

 

異性のことばかり考え、

どうにかして手に入れてやろうと悶え苦しんでたあの頃…

 

持て余した自由時間の中で思い出す。