消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

VISTA カスタマイズ~DVDコピー~

お恥ずかしながら
新しいパソコンを買いまして、初めて「DVD」なるものに触れました。

映画などはもちろん、自慢のプレステ2で鑑賞していたものの
ノートパソコンにはDVD がついていなかったので
「焼く」とか「見る」とか「リッピング」とか、
いったい何のことやら、でした。

パソコン暦数年にして、
ついに初めてDVD のコピーという作業に触れたのですが
意外なほどの面倒さに仰天いたしました。

CD から音楽を吸い上げて iTunes に吸い上げるのが
これだけ簡単になった昨今。
いまだDVD をコピーするのに手間とソフトウェアが必要だなんて、
思いもよりませんでした。

もっと思いもよらなかったのが、
こんな程度の作業ひとつの解説で
書籍が売られている事実でしょうか。

分厚いマニュアルを読まなきゃできない作業なのか。

ちょこまかと探して、ソフトウェアをインストールして、
晴れてDVD のコピーをすることができたのですが、
もしかしてこれは違法行為なのでしょうか?
だからやたらと手間がかかるのでしょうか?
だのにちょっとした手間で完遂できてしまっていいものなのでしょうか?

昔、CD からMD やカセットテープへコピーする行為が
著作権法違反に抵触するとか騒がれましたが、
三者提供をしないという建前、
自分が楽しむためだけの作業ということで許可されてました。

パソコンによるデジタルコピーの波が訪れて、
CD 、自分の持ち物なのに、MP3プレイヤーにコピーして持ち歩けない、
なんて問題も発生しました。
この件で最後まで抵抗を続けてコピーガードし続けてくれた東芝EMI が、
なんとその歴史の幕を閉じたのは象徴的なできごとなのでしょうか?

倒産するにしても解散するにしても、
東芝EMI、あんたらがばらまいたコピーガードCD 、どうしてくれる。
いまだにRadioHead をパソコンで聞けてない俺。

販売側の既得権益への固執が、
ユーザビリティをどこまでも阻害するけれど、
結局波を作るのはユーザなのですよね。
今、iTunes を否定できるCD会社があるはずがない。
否定しようとしまいと、流れ出した水は川となり、海を作る。
大人たちの事情では止められないのです。

だから、
と思う。
だからDVD のコピーだって、ぜんぜんかまわないはずなんだ、と。

旅先で、出張先で、
お気に入りのDVD を見たいと思うことはいけないことだろうか?
いつもそのDVD とパソコンを持ち歩かなくてはならないなんて。

ハードディスクにコピーさせてくれよ。

「DVD Shrink」というアプリケーションがある。
これをインストールすればそれでもう、話は終わりだ。
難しいことはない。
幸いVISTA にも対応している。

ダウンロード先のURL は乗せないから各自でGoogle 検索を。
日本語版が無料で簡単に手に入るはず。


◆まずは、DVDの「リッピング」とかいう作業。
パソコンのハードディスクにDVD の内容を吸い上げる方法だ。

1.DVD Shrink をインストール
2.DVD Shrink を起動。
3.コピー元DVD をディスクトレイへいれる。
4.DVD Shrink の「ディスクを開く」ボタンを押し、DVDを選ぶ。
5.読み込みが始まるからしばし待つ。
6.コピーの際の品質とかを選べるけれど、とにもかくにも「バックアップ!」を押下。
7.バックアップ形式とバックアップ先を選んでハードディスクにバックアップする。

この「バックアップ形式」であるけれども、
その後の事情を考えて「イメージファイル形式(ISO)」を選ぶのが吉であろう。
ISO形式についてはGoogle で調べれば十分に知識を得ることができるだろうけれど、
CD やDVD の、「そのまんま」の形式と思えば近しい。
ディスクの「中身」ではなく、頭からケツの穴まで全部吸い出した形。

◆イメージファイルを、「見る」
この「イメージファイル形式(ISO)」、
Windows 標準のファイル形式ではないため、そのままでは扱うことはできなさそうだ。
このファイルを「まるでディスクのように扱う」ソフトで、マウントしてやる必要がある。
言葉で書くと難しいけれど、やってしまえば簡単だ。

8.ISO ファイルマウント用に「DaemonTools」というアプリケーションをインストールする。
9.Google で検索してダウンロードし、インストールすればいい。
10.注意点というわけではないけれど、このアプリ、英語版です。
11.日本語に変更できるパッチもあるけれど、別に英語でも難しくないから使ってみればいい。
12.起動するとタスクバーにアイコンがでるから「Mount」を選択。
13.ISO ファイルを指定する。
14.すると、「まるでディスクをいれたかのような」動作をしている。エクスプローラで見てみよう。
15.この中のどれかのファイルをダブルクリックすると、Windowsメディアプレーヤーが起動して
16.中身を見ることができるようになる。


◆DVD を、焼く
DVD から吸い上げた。パソコンHD でビデオも見れた。
んで、パソコン上にて邪魔になったからとっととDVD に戻してしまおう。
なにしろ 4ギガも容量を食うのだから。4ギガも。
昔だったら4ギガなんてあったら、一年くらい仕事ができたものだった。
と、おっさんくさい回顧録を語ってもせんないし。

DVD を焼く際にも注意が必要になってくる。
「イメージファイル形式(ISO)」ってやつだ。
なんというか、例えるならばこの形式、

「ラーメンとドンブリ」と思ってもらいたい。
これはもう、ひとつの完成された宇宙、完全体、なのだ。

ここで、DVD のディスク自体をドンブリ、
肝心の中身をメンと考える。

ISO ファイルはラーメンとドンブリ、
これをそのままDVD に焼いてしまうとどうなるか?
ラーメンとドンブリを、またドンブリにのっけてしまうようなイメージだ。
こりゃ格好がわるい。メンだけ、器を移し変えなくてはならない。

17.ROXIO の「ROXIO Creator Basic」というアプリが初期導入されていた。
18.こういうDVD を焼くツールを起動し、「イメージファイルを焼く」といったニュアンスを実行する。
19.すごく曖昧だけれど、感覚で実行したらうまくできた。


なんて流れは、
私の面倒な日本語を読まなくても
こちらにきれいにまとめてあるのでした↓
http://members.ld.infoseek.co.jp/hp_yamakatsu/burniso.html