消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

アニメが映し出すもの

アニメでヒューマンドラマをやることに対して昔から懐疑的。
人間ドラマは人間がやればいーじゃん。
アニメはアニメでしかできないことすればいーじゃん。

そんな「機能的分野わけ」を声小さくささやいていたんだけれど
やっぱり世の中的にはマイノリティだったのですね。


順位 どのジャンルの作品を見る?
1 家族もの
2 スタジオジブリ作品
3 ディズニー作品
4 探偵・推理・サスペンス
5 アクション・冒険
6 SF
7 藤子不二雄作品
8 スポーツ
9 ファンタジー
10 手塚治虫作品
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0806/23/news071.html


視聴率に常に上位に位置するのが、サザエさんとちびまるこちゃんだもんなぁ。
うちでも見てます。日曜日の6時は「偽善的ファンタジー」の時間です。
我々にはサザエさんもちびまるこちゃんも何も「リアル」に感じません。
ただのファンタジー、そう、ハリーポッター的な。

けれども世の中的にはガンダムなんかどうでもよかったりするんですね。
「ロボットが出てなきゃアニメじゃない!」
というバリバリ80年代スーパーロボット時代育ちなんですがね。

日常でも人間関係悲喜こもごもなのに(ニュースも含めてね)
アニメーションでまでどろどろ恋愛愛憎劇を見たがるなんて
人ってほんと、ワイドショー好き。

手塚治虫松本零士といった巨匠たちが思い描いた
「絵が動く驚異の未来」と現在。
巨匠たちはどう見ているのかな。

(多分「いいんじゃない? それぞれ楽しくて」って言うんだろうな)