消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

「恐怖!キノコ男」映画

人生が無駄と無意味の集積であることは良くわかってるつもりだけれども
さすがに神様に謝りたくなった。

「神様、あなたに与えていただいた
 人生という貴重な時間をドブに捨ててしまい申し訳ありません」

私が神だったら確実に天罰を与えるわね。
「そんな映画を見るために、貴様に時間を与えたわけではない」と。

少なくとも、この映画の製作者には天罰が下るべきだわ。
でないと、私自身が下しに行ってしまいそうだわ。アメリカまで。



強盗、泥棒、政治家。
世の中にはさまざまな泥棒がいるけれども
「恐怖!キノコ男」はとんだ時間泥棒ね。
詩的な意味で言ってるわけじゃないわよ。マジで返して欲しいわ。そして返すべきだわ。

どんなに世界が無駄と無意味に満ちているとしても
貴様ら(この映画制作者)がそれを奪う権利などありはしないのだ。

ああ、太字にしてもにくい。憎いわ。
そうだ、これは憎しみだ。明確な憎しみ。怒り。
都内に住んでたら行くなー。この映画作った連中のところに行くなー。
そして本気で怒鳴りつけて思うがままに蹴りくれてやるだろうなー。


この世の中で一生懸命生きているすべての人たちへ、お願いです。
どんなに退屈になっても
どんなに死ぬほど暇であっても
なんとしてつぶしたい二時間があるとしても

この映画だけは見ないでください。お願いです。


そしてこんな映画をレンタル市場で流通させたTSUTAYA の罪を
もっと声高に追求して行きましょう。

僕らは一生懸命生きているのです。
確かにくだらない人生でほめられるところなんてひとつもない、だけど
少なくとも、こんな映画に踏みにじられる謂われはねぇ、よ。


あー。
レンタル屋で手にとってしまった自分を含めて裁判にかけてぇ。
断罪したい。
長生きしたくてもできなかったすべての子供たちに。
せめてこの二時間はキミらにささげたかった。