消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

滅びのカウントダウン

マヤ終末予言の2012年12月23日が近づいてきた。
23日、つまりクリスマスイブの前日であることが、
非モテ男子たちに「最後のプレゼント」として
熱狂的に受け入れられている予言である。
私も満を持してクリスマスの予定は入れないでおいた。
滅び行く世界の中でターキー食ってもしょうがないだろ?

世間的にも人類に対して哀悼の意を表明するものは多く、
月刊ムーは長年特集してきた予言の成就を前に浮かれすぎているらしく
来月号の特集や定期購読の募集をしているうっかり具合だそうである。
来月号発売日を前に、人類は滅びているというのに。
http://amaebi.net/archives/1999099.html

・・・ま、まさか月刊ムーよ、
今度もまた、なのか?
ノストラダムスの時は給料を全部馬鹿なことに使い果たしておいた。
惑星ニビルが接近した時は面倒な仕事をうっちゃっておいた。
グランドクロスの時はできもしない約束を右から左へ受け流していた。
全部、
全部、滅びる前提だったんだからな・・・?
ここにきてついに本命の「マヤの予言」が来たのだから
もういい加減、私ぁ仕事しないぞ?
貯金も使い果たすぞ?
悔いなくきれいさっぱりやっちまう予定なんだぞ?
信じて・・・いいの?
今度こそ信じていいの?

・・・もう騙されるのが板についた不幸気質の女みたいだよ。

しかし本当に人類が滅ぶことなんて
信じている人間はいないのだろうな。
このままダラダラと問題だらけの中で
世界は結局続いていくと信じきっているのだろうな。

そう、きっと、世界は続いていく。
だけれど「変わらず」ではない。
経済破綻、
資本主義破綻は、さすがにもう近いのではないだろうか。