消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

夏目漱石「それから」Audible

天才、夏目漱石の描く、
明治時代のニート
どう考えてもニート
考え方もいちいちニート
ただ、物語たらしめてるのは、
そこに添えられる不倫の恋の萌芽だが…
ニートだしなぁ…

とはいえ、
明治や昭和初期のニートには、
やはり雰囲気があって、
今のこの時代の薄暗く不健康な感じが無くて、良いですね。

そして、当たり前だけど、
ニートは、
ニートが可能な環境だから、
ニートができるんだ。
ちょいちょい自然に出てくる、下女や書生には、
ニートをする余裕なんざ無いからなぁ…