消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

働き方改革、じゃなくない?

働き方改革」じゃなくってさ?
不当に、
あるいは極端に、
労働させることを禁止し、規制してくれればいいんだよと、
思いません?
弱い立場の労働者を守り、
ブラック企業を撲滅して貰いたいですが、
働き方改革」と声高にビジョン(?いや、もやっとしてるからビジョンどころか、夢?)
を掲げて、
会社でたっぷり働く機会を奪って、
街に放出して、
「副収入は自分で考えろ」って、
そんなできる人たちばかりじゃないじゃないですか?

働きかたの多様性を求めるなら、
社畜サラリーマン気質だって多様性です。
政治家が(あるいは学者が?)
理想的な社会人像をつくりあげ、
その型にはめようとする方が洗脳的じゃない?
大部分の群衆である民衆はー、
つまりはサラリーマンはー、
そんなに野心も待望もなく、
しかし何かのために、
すなわち給料と会社のために…
会社の中で評価され、居場所があることを感じるためにー、
盲目的に働く蜂のようなサラリーマンだって、
認められて良くて、
そっちの方が大多数だったりするんだから。

だから「働き方改革」なんて言わないで、
「不当労働撲滅」と、
そうね、あとは「不平等既得権益構造破壊」と、
その辺を標榜してくれればいいんだよ、国は。


と、本音を書いてみたんだけれど、
そしたら
「40代から知っておきたいお金の分かれ道」を読んだら、
「給与所得だけで生きていこうとしちゃダメ!(無理!)、副収入を得ろ!」
ですって…

グローバル時代、
年功序列で給与が上がる時代は過ぎ、
むしろ年取るほどに年収が減る社会にあって、
妄信的に一つの会社で社畜になって稼ぐだけでは、
老後は生きられない、と。

…はぁ…多様性…