消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

カトウ邸火傷

口の中火傷しまして。
よくあることですがほら、あっついもの食ったりして
舌がぴりぴりしたり上あごがちりちりしたりする、あれです。
多分ー、あの唐揚げじゃなかったろうか?
揚げたてのあつあつぅいのを、飢えたヘモグロオオニシキヘビの如く捕食して
繁殖期のベンガルヤマネコが如く食らいついた。
じゅ、と溢れ出す肉汁に思わずカナリヤサンショウウオのような悲鳴をあげて飛びのいたものの
熱いのは口の都合、俺様には関係ない、と胃がゴルゴンゾーラフィッシュさながらに暴れまくる。
もちろん脳みそとしてはその意見に大賛成なわけで、ハフハフといただく様はステレオフィッシュマウス。
平らげて「いてて」とちょっと舌先で触れてみた程度だったわけです。

えー、今回は「食」の表現を動物的に表現したくて
様々な動物の名前を調べてみたのですが
どうも調べる限りではいまいちぴんとしたものがなくて
だったら俺が作っちまえと創造主をも恐れぬ暴挙でワンダーランド動物王国を築き上げてしまいました。
表記の動物は「一匹」を除いて実在しません(多分)ので、ご注意ください。

さてそんなこんなで口の中、上あごの裏にやけどをおって皮がめくれたのですが
繰り返すように「よくあること」、さして気にもとめませんでした。
・・・気にもとめない程度だったらよいんですけどこれが、
そのあと煮過ぎたスープやあっついラーメンやピロシキやらなんの分別なく食い荒らして
いてていててと思いながらもなんの修行なのか強引に飲み込んでましたら
自然治癒するどころかどんどん痛くなって参りまして

塩っけのあるものが当たるだけで痛くなりました。

これが、かなり辛いんですね。
痛さ自体は、軽く涙がにじむ程度のもので、
三つ子を同時に出てくるのに比べれば
太陽と北風ぐらいに見えた勝負ではあっても
痛いものは痛いわけで

そうなると、食事が楽しくなくなるんですな。
ビール飲んでもぴりぴりしみるから、飲んでても楽しくない。
食は命に通ずとはよくいったもので、
食事に覇気がないとなんか人生まるごとダメなものの塊だったように思えてきて
あぁ、どうせ俺なんて
とため息ばかりつく毎日です。

だけど食わないわけにはいかないから食べると
やはり当たるししみるし痛いしで
回復の邪魔をしてることがよくわかる。

都合五日ほど、こんなです。

「ちょうどいいダイエットだ」なんて思ったそこのスレンダーなあなた!
・・・なぜかしらんが量はかわらんとです。
同じ量、倍の時間かけて食べてました。
ほんと、人って不思議。