消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

アニメ「けいおん!」に対する批判

けいおん!」は女の子による、軽音楽部復興(?)アニメ。
「咲」はほぼ女の子による、麻雀部活アニメ。

全く舞台が異なれど、これらの中身はほとんど全く同じに見える。
萌え系女の子。
天然、ツンデレ、幼女などの属性別キャラ設定。
そして、一番批判したいのが、
肝心の「音楽」「麻雀」が「ぜんぜんいらねーじゃん」という部分。


女子高生が描きたいだけで、他と区別するためだけに
「音楽・バンド」や「麻雀」という舞台が使われている。

あとはひたすらお決まりの展開ばかりが同様に流れて
一体何を楽しめばいいのか。

特に「けいおん!」に対しては、
自分がバンドをやっていたこともあって気に入らんことが多い。

楽器を始めた頃、バンドを始めた頃はもうひたすらそれが楽しくて
延々と何時間でも練習するものだと思うのに
けいおん!」の浮かれた女子高生たちはお茶だケーキだ合宿だ海だと
その他大勢の萌えアニメ同様にひたすらはしゃいでいる。

「練習めんどくさい」発言まで飛び出る。
いやー、多分卒業までの三年間はめちゃくちゃはまって
そればっかりになると思うんだけれどなー。


第一回では「ジミヘン」「クラプトン」という
わくわくするキーワード、
チェリーサンバーストのレスポールレフティプレベ
楽器的にもしっかりした話が出てきながら


やっぱりやっているのは学園ぬるま湯ほかほかコメディ。
残念すぎる。


早弾きにこだわりすぎて曲の練習じゃなくソロの練習ばかりするゆいに
「ハートで弾け!」
みたいな熱い台詞をぶつけるみお、とか

ツーバスにこだわるりつがYOSHIKI のごとくライブ中に倒れるとか

ゆいとみおの弦が何者かに切られたときに
キーボードのソロでライブをもたせるつむぎとか

ツインネックのSG を持ったら床につきそうなあずさとか

えーとそれからそれから……


……結局私はバンドオタク(しかも70年代)的視点で見たい、っていうだけか。
変わらんか。萌え好きと。
(なんかこういうネタ出していったら全部「コタローまかり通る」になりそうだし……)

なんだかんだで毎週見ていたのに終わってしまいました。
べ、別にさみしいとかじゃないんだからね!!