消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

タクティクス・オウガ~運命の輪~

15年も昔、スーパーファミコンで発売されたシミュレーションRPG
プレステやセガサターンやらに移植され続けてきた名作だが
この度PSP に移植され携帯機でプレイ出来るようになった。

しかも今回の移植は単なる移植ではなく
「再構築」と言われるほどの大改善と改革がなされている。

……と聞くと、かえって不安になる人が多いかも知れない。
発売元がスクエニと聞いたら尚更かも知れない。


けれども……いい。
かなりよくなっている。
一つ一つを上げていくのはめんどうだし風邪を引いたっぽいから早く寝たいので
要点だけあげると
「面白さをそのままに、快適さをぐんと増した」


うん。
で、「あれ?」って思う。
そうだよね、当たり前だよね、そういうもんだよね。
だって名作と言われる素材がそこにあるんだから
それをリメイクすれば、良くなって当たり前、
少なくとも原作通りに作れば原作より悪くなるはずはない。
うん、そうだよね。


で、あるのに
思い返してみると、リメイク作品のなんと失敗の多いことだろう。
なんでだろう。
最高のマグロと老舗の腕前があって、食べるに値しない寿司を握る職人がいるとしたら
それってむしろレア。

なのになんでリメイクは良く失敗し、
発売前に我々に不安感を抱かせるのだろう?

こうして成功した作品を手に取るとかえって疑問が増した。
なんでみんなこう出来ないのかしら?

……
まぁ事情があるんだろう。きっと。事情が。
そういうのは、僕も大人だからわかりますよ。えぇ。