消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

クリスマスの過ごし方

アイドルは恋愛禁止とか
彼氏いないとか
処女だとか
ウンコしないとか

全部ネタだと思うのに
本気でそれを追求しているオタクどもがいる。


http://blog.livedoor.jp/insidears/lite/archives/52514032.html?utm_medium=twitter&utm_source=twitterfeed


オタク、というくくりは誤りかもしれない。
行為としてはストーカーであると思う。

ここで、私は二つの疑問を持つ。
一つは処女信仰、
一つは、夢を売る商売と実生活のすり合わせ、である。

まずは処女信仰から。
男がいる、処女じゃない、
などと、(信じられないことだが)
本気で問題視する男がいる。

バカか、と。
滅多に使わない単語だけど、バカ、かと。
お前はどこから産まれたのか、と。
キリストのように処女受胎の結果産まれた聖人なのか、と。
仮に処女が聖なる対象であったとして、
お前にその聖母を受け止めるホーリーがあるのか、と。

そう、単純にそう。
まず母親と自分の出生を否定する処女信仰自体に
イカサマなものを感じるし
恐らく童貞と思われる、そういった処女信仰者は、
そもそも非処女と処女の、
良さ、崇高さの区別はつくのだろうか。

おそらくは、処女信仰の考える理想、思想はこうなのである、
他の男に抱かれた女なんて、と。
それは、
「想像するだけで萎える」だったり、
「比べられてると思うと怖い」であったり、
「なんか穢れてる感じ」であったり、
ごくごく視野の狭い恐怖感のようなものの
まとわり付く不快感を懸念していると想像する。

では母親が父とまぐわう様に嫌悪感を抱き、
娘が他者に姦通されることを恐怖として生きれば良い。
その果てに手袋なしでは触れ合うことさえかなわぬ
無菌室の恋愛でもすればよかろう。

当たり前だが私は皮肉を言っている。
妄想の世界に住まうファンタジスタたちに
お前たちは穢れから産まれ、穢れを産む、
と現実を伝えている。

あるいはもう一つ、向き合わせてもいい。
もし他の男の存在を激しく意識し嫌悪するなら、
あなたが求めるものは「処女」ではない。
彼の女性は、例え男に抱かれたことがなくとも、

ジャニーズでオナニーし、
ハリウッドスターでオナニーし、
韓流スターでオナニーし、
バスケ部の先輩でオナニーし、
塾の先生でオナニーしているのだ。
なんだその「姦通してなければ聖なる身体でウブである」
と言う願望でしかない判断基準は。
即物的過ぎて逆に尊敬できる。
イマジネーションの世界でどれだけ淫らな女であろうと、
ただ一つ、
処女という勲章でもって
人の価値を測ろうというのだ。

ならばあなた自身はどんな単位で評価されるのか。
一度も射精したことなく
女性の淫らな姿を想像したこともなく
エロゲもDVD も持っていない、
あらゆる聖人よりも清らかなあなたを評価しよう。

そういう、あなた自身を楽しませている
「アイドル」と言う存在。
その偶像崇拝に対しても
あらゆる指摘を書き連ねてその最後に添えたいのが

「お前はどうなんだ」
という問いかけである。

そして、むしろその先、
つまり「お前はどうなんだ」という個人的に深い問い掛けの先にあるものを
ちょっとは頭働かせて考えて欲しい。

即ち、お前は、お前である以前に、人間である、
という、根源的な問いかけである。
人間は性交し産まれる。
アイドルも性交する宿命を帯びた
ただの人間である。

あともう一つ。
クラスメートでない限り、
つまりあなたが中学生くらいでない限り、
テレビ含め、あなたが目にする異性のほとんどが、やってますから。
汚くないよ。
色んな人を経て、あなたに辿り着くんですから。
(これ、本日の一番いい一言)


ね。
ね。
誰かを選ぶんじゃなくてさ、
選ばれる人間になれよ。