消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

信じる心が力になる

厨二病的なタイトルであるが、
実体験し目の当たりにすると、やはりすごい、と感じる。
我々は人間の事、人体の事を理解しているようで、
やっぱり生命の神秘には触れ得てないのだ。

我々の理解は、医学ベースだったり科学ベースだったりする。
切れば血がでる、心臓が止まると死ぬ、
偏食は体に悪い、日光を直視すると目がおかしくなる、云々。

例えばうつ病のように、精神世界はまだまだ未知の領域だが、
これも医学的科学的に解明が進みつつあって、
セロトニンの分泌が云々など、
脳内化学物質なんかで説明つくらしい。

じゃあ化学物質の届かぬ領域は?
いや、結局は化学物質的な作用なのかもしれないけど、
心の動きは?
例えばあの人嫌い、あの人好き、なんて感情から
楽しい嬉しい感動怒りカチンと来る、などなど。
どういう作用で起こっている出来事なのだろう。

感情、ならまだなんとなくわかるんだけど、
例えば指先で人間を持ち上げてしまうような物理的作用にまで、
心の力が関係している、作用しうる、としたら??
いわゆる火事場のクソヂカラや、
みんなの元気をおらにくれー、が実在するとしたら?

するらしいんですよ、奥さん。

私は本日社外研修にきてまして、
そこで体験した事は事実なんです。
テレビとかで見て知ってはいたんですが、
体感するとまるで信じられない。
心の作用、気持ちの動きで、人の力が変わるんです。

椅子に一人座らせて、四人の人間で囲みます。
周りの四人は両手を組み合わせて人差し指を二本、突き出します。
人差し指は一本しかないだろう?
って思う人はアスペルガー症候群の可能性がありますので調べてください。

この、組んだ人差し指だけで、椅子に座った人を持ち上げるのです。
両脇と膝に四人が人差し指を突っ込んで。

持ち上がる、と思いますか?
思いませんよね?
じゃあまず持ち上がらない、とみんなで思ってください。
座ってる人も、周りの四人も。
無理無理。めっちゃ重いし。
案の定、持ち上がりません。

持ち上がらないんですよ?
それがですね、
逆の気持ちを持つと持ち上がるんですよ!!??
講師の経験だと、なんと148キロの男性すら持ち上げたそうです。
(さすがに周りの四人は男性を揃えたそうですが)

「持ち上がるわけない、重たいし」
と思ってた気持ちを変えて、
「持ち上がる、軽々と。羽のように軽い」
全員がそう信じる。座ってる人も。
上がるんですねぇ。たまげたことに。
全然重さの感覚が違う。
どうゆうことでしょう?

私のグループは最初、ベクトルの不一致、
反発によるため、
持ち上がらないのでは、と思ったが、
試しに椅子の人は「俺は重い。動かない」
と信じ、持ち上げる側は
「こいつは羽のように軽い。フワッと持てる」
そう信じさせました。
すると持ち上がりました。
持ち上げる側四人の方が強かった、と言うことか。
ただ、別のグループは持ち上がらなかったので、
信じる力がどんだけ合わさればパワーになるのかは
不透明さがありました。

ま、そこはさておき

信じる力、が有効であった点が重要です。
信じるか否かで結果が変わったのです。
パワーが変わったのです。
…さすがに重さが変わったとは思えないので、
これはパワーがアップした、と見るべきでしょう。

信じる心が力になる。
たまげますよね。

しかし心理学の分野ではこれは周知の現象らしく
アニメじゃなくこの力は生まれるのです。
これを椅子から持ち上げるだけじゃなく、別のことに活かさないか?
と言うわけで仕事面での「コーチング」とか
モチベーション、自己啓発、パフォーマンス心理学とかになっていくわけです、
てゆうかそういう研修にいってきました。
その研修でBeDoHave 理論とか学びましたが、
まぁ早い話、思いを紡げばパワーになる、
ちゅうことなんです。
そう仕向けることが一番むつかしいわけなのですが
そういう風に思いを持つこと、紡ぐことが
実行力を持った力になるんだ、
と知っているだけで、
なんか「じゃあやろうか」って気分になるじゃないですか。

そういうためにも、
椅子に座った人を人差し指二本で持ち上げる実験、
やってみてもいいかもです。
持ち上げる側より持ち上げられちゃう方が
驚きがでかそうですよ。
あとね、
あとね、
おにゃの子(女の子)持ち上げると
膝裏、太ももの柔らかさがたまらんのは豆知識です。

あと、
お姫様抱っこもそういう原理原則でいけることになりそうです。
信じろ。彼氏。