消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

いっそ眠っていたら寝言を言えたのに

「突然白馬の王子さまが現れて、あたしをどこかへ連れ去ってくれるかもしれない」

「世界など、跡形もなく滅びてしまえばいい、そのためのボタンがあるなら、私はためらいなく押す」

「あーなんか面白いことないかなー」

これらは全部同じ心の動性から発せられた言葉です。

終末思想も

変身願望も

逃避行動も

もしかすると

愛も、憎しみも

出処は一緒。

自分の子供に、「まもなく世界は滅びます」なんて言えます?
航空機のアナウンスみたいに。

未来の有無は願望であって、予言ではないのです。
それは同時に、あきらめではなく希望なのです。