消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

稼ぎ続けるのは大変だ

一部のニートを除き、
(ニートだって本来的には)
生きていくためには稼ぎ続けなくてはならない。
生きて行くには金がいる。

生存権、なんて言う事があるけれど、
そんなものは実在しない。
人間が勝手に作り上げた妄想だ。
地球は、自然は、あるいは神は、
産まれた人間に生きる権利や幸せになる権利なんか
約束してくれてはいない。
ただ、産まれた、としか見ていない。

生きて行くには意志をもって生きていかねばならず、
努力と忍耐が通常は付いて回る。
しんどいもんなんだ、生きるってのは。
その苦労の多い道の中で僅かに輝く幸せを拾い集めて、
なんとかモチベーションにしてるわけだ。

考えてみれば酷な話である。
見返りを前提に頑張って生きているけど、
見返りがいつも約束はされてないのだから。

仕事だって、終身雇用が瓦解した今、
未来まで、大往生まで稼げるかは甚だ不透明。
会社は若くて安い労働力の方が好ましいに決まっている。
老いた高給取りなど難癖つけてリストラに追い込んだ方がよっぽど良い。

そうやって追い出されたら一体どうやって生きていこう。
二十年、三十年の働きの中で、
しかしサラリーマンの貯蓄なんざたかがしれている。
お先真っ暗、とはこのことだろう。

それでも、二十年、三十年働けるだけサラリーマンはマシかもしれない。
芸能人は飽きられたら最後。
十年、十五年と稼げている芸能人が何人いるだろうか。

いっとき売れていた華原朋美が、奇跡のように芸能界にカムバックしつつある。
そんな中、華原朋美の熱愛報道があった、らしい。

結婚して安泰へ…
そんな風に考えているかは知れないが、
ふとそんな打算を浮かべる。

だって生きて行くのは大変だもの。
計算しなくちゃ生きのびられない。