消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

不倫されたことの無い人にはなかなかわからぬ痛み

斉藤由貴の不倫疑惑報道があり、
斉藤由貴は不倫関係を否定しつつ、
釈明?会見を開いた。

和田アキ子が番組で批判と皮肉をたっぷり言ったらしいが、
それに対して、なのか、
カンニング竹山は同じ番組でこんな事を言ったそうだ。

「人の家庭の浮気なんてどうでもいいだろ、お前らに関係ないんだよ。
浮気してすいませんじゃねえよ、お前らに関係ねえんだよ、ばか野郎」
https://myjitsu.jp/archives/28005


まぁおっしゃる通り関係ない。
だが、不倫が単なる、両夫婦の波風だけでは終わらないことはままある。
非常に多くの人や家族を巻き込んで、
その全てがマイナスに働く、
巨大台風のような暴力的引力になり得るのが、不倫なのだ。
ただの好き嫌いとセックスでは終わらない、
まさしくハリケーン、サイクロンなのだ。
(英語に言い換えることも無かったが)

SPEEDの今井絵里子参議院議員の不倫が先月世間を騒がせたが、
公人でありながらの不誠実な関係、対応、
本来なら職を失うべき問題行動である。
失言レベルじゃない。

これでしかし辞職されたら、
金と時間を大いに使った自民党としては余りにも勿体無いので、
辞職はさせまいと、
これまた金と時間を費やしている事だろう。

この時点ではた迷惑、台風だ。


そして不幸さえ呼ぶ。
昨年突然の自殺で世間を騒がせた、
SPEED 上原多香子の夫の自殺。
一年を経て、遺族から陰惨な真実が明かされた。
上原多香子の不倫を苦にしての自殺、と思しき遺書が公開され、
不逞の証拠も残っているそうだ。

https://gunosy.com/articles/RAyec?s=s


不倫は、
まぁ確かにブラウン管のこっち側の人間には、
芸能人の不倫なんかは影響はないだろう。
だがしかし、
ほったらかして好きにしろ、と言うほど、
影響の少ない事件でもないのだ。

いっそ、一夫一妻制を取りやめて、
フリーセックスな国になったら、
この3人に1人は不倫している、という台風だらけの状況が、
気持ちの面では緩和されるかもわからないな、
と思ったりする。

私が不倫された時のあの、
何も食べることができないほど腹のなかを吹き荒れた嵐が、
「元々一夫一妻制じゃない」環境で育てば、
そこまでの暴風雨にならなかったのではないかー…
と淡く期待しての、案である。

…あんな気分に他人をさせる事件が、「何でもない個人的なこと」であるわけがない…