消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

被差別、差別、区別

灰谷健次郎兎の眼
この名作が生み出されて45年。
未だ人の精神性は変わらず、
何かを虐げることでしか自分の立ち位置が確認できない生き物らしい。
ダイバーシティだ多様性だと騒いだ年から2-3年を経てもこの程度。
日本人の特性?
それとも世界共通の人間的特性?
それとも南青山に住む、セレブとは名ばかりの浅はかで矮小で狭小な視野と精神性の持ち主だけの特徴?

しかし何となく、
日本人は、
何かを差別することがとにかく好きであり、
誰かを虐げること無しにはいられない…
そういう「社会構造」をつくり、生きてきたのかもしれない。
江戸時代の穢多非人の習わしとか。

あー。
何が美しくて何が楽しいか、わかっているはずなのに、
なぜかなぁ。
兎の眼」をまた読もうかなぁ。
足立先生よぅ、
足立先生よぅ、
今ここに居たら、餓死しちまうなぁ…

https://sp.fnn.jp/posts/00403430HDK