消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

ジェンダーフリーとかLGBT とかの単語が乱れ飛ぶ中で娘を育てる気持ち

とても良い投稿を読んだなー、
と思ったので、未来の自分のためにブックマークしておこう。

「バイと結婚した夫はテレビに妻好みの女が映ると呼んでくれる」
https://anond.hatelabo.jp/20190101012656

バイセクシャルである彼女の告白を聞いた、未来の夫は
「へぇ、なんか得だね」
と自然に感心して、
まるでケーキの好みでも聞くように会話を進めたそうだ。

そういうのはとても素敵だと思う。

今、まだ日本語を喋り始めたばかりの2歳の娘を抱きしめる時、
この子が幸せに生きてくれたらと切に思う。
例えば、幼子の悲劇がニュースで流れるたびに、
我が子の身の上に起きたら、と涙が出そうになる。
(でも大抵アンパンマンを見せられてるのでニュース見れない)

結婚すれば幸せ、とも思わないけれど、
2回結婚した身として「…なかなかいいよ、結婚ってのも」
と伝えておきたいと思う。
その結婚相手が異性であっても同性であっても祝福してやりたいけれど、
そこには父親特有の複雑な感情があって、
まずは門前で追い払った上で
「お前はお父さんと結婚するって言ったじゃないか!!」
と署名捺印入りの娘の文書を大切に持ち出して、
なんならその有効性を法廷で争いたい。

争いたいけど…
結果の如何に関わらず、
大人しく娘の選んだ相手を受け入れ、
娘を幸せにしてくれ、と泣きながら頼もう。
いやそれは違う、「娘と幸せになってくれ」と心から頼もう。
周りが幸せだから娘も幸せになるのだ。
それがエゴだと言われても、
娘の幸せのために半径50キロ以内の人類、猫を含めて
幸せになってほしいと祈るのだ。

その幸せの過程で、
「お父さん臭い」
と言われる私個人の小さな不幸など、なんであろう?
(死にたくなるだろうが)

娘へ。
どんな形の幸せであってもいいから、幸せになってくれ。
その幸せを親に隠さなくてはならないと思わないでくれ。
いやもちろんショックが大きいかもしれないから、
それなりの予告編とか設けて初キスを告白して欲しいけど。
2歳現時点で既に父のキスを拒絶する君がどこの馬の骨と口付け交わすのか冷静には聞けない自信があるが、
それでも君が大事に想う人が出来たこと、
とても嬉しく想うはずなんだ。

あとは法廷で話そう、
そのために俺は、「お父さんと結婚する」という念書を手に入れなくてはならない。
そのための文字練習ならば、学習塾にだって通わせよう。


新年、2019年、
別の「女性の社会的立場」の記事も流れてきた。
こういうネタが後々笑い話になるよう、
娘の半径50キロ圏内の差別、区別、わだかまりを消していくよう、何かしたい。

…娘は移動もするから、日本国内全部を幸せにしないと、ラチがあかないかもしれないな。
http://pokonan.hatenablog.com/entry/2019/01/01/204004