消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

VISTA カスタマイズ~フォルダ表示切替(自動フォルダ・タイプ設定解除)~

Windows VistaWindowsエクスプローラには、フォルダに含まれるファイルの種類によって表示する項目(詳細表示の際に表示されるファイルの種類やサイズなど)を自動的に選択する「自動フォルダ・タイプ設定(Automatic Folder Type Discovery)」と呼ばれる機能が実装されている。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1022foldertype/foldertype.html


Windows VISTA がIT史上に残る駄作として
この機能はその栄光ある地位の堅持に一役買っている。

エンジニア、プログラマはよかれと機能を拡張していくのだが
実際には「クソして寝てる」方が役にことがある、という好例であろう。
余計なことなんかしないで寝てればいいんだよ、ほんと。
俺が作っているソフトウェアにもおんなじことが言えそうで考えさせられるなぁ。

(実際に大企業の巨大プロジェクトの中においては
クソして寝てることなんか出来ないパワーバランスと
ユーザーニーズに応えなければという脅迫観念があって
とにかくなんでも機能実装してしまうものなのだが)



とにかくこの「自動フォルダ・タイプ設定(Automatic Folder Type Discovery)」
この機能に一年間ずいぶん悩まされた。
バグだと思っていたのだけれどまさか機能だったなんて。



 自動フォルダ・タイプ設定は、残念ながらコントロール・パネルやWindowsエクスプローラのオプションにない。そのため、自動フォルダ・タイプ設定を無効にするには、以下の Registryキーを編集する必要がある。

 まず、フォルダ・タイプと表示設定をデフォルトに戻すため以下の Registryキーの2つのサブキーを削除して、再起動を行う。再起動後、この2つのサブキーは自動的にデフォルトの値で修復される。
項目 内容
キー HKEY_CURRENT_USERの\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\
サブキー Bags
サブキー BagMRU


次に「Bags」サブキーの下に「AllFolders」サブキー、さらにその下に「Shell」サブキーを作成し、そこにREG_SZ型(文字列型)の値「FolderType」を作成して、値「NotSpecified」をセットする。これで自動フォルダ・タイプ設定が無効になる。
項目 内容
キー HKEY_CURRENT_USERの\Software\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\Shell\Bags
サブキー AllFolders\Shell
値の名前 FolderType
型 REG_SZ(文字列型)
値 NotSpecified

※文中「れじすとり」という単語がヤフーブログの禁則文字に引っかかってしまうため
やむ得ず英語表記Registry に変更させていただいた。
おかしいだろそのチェックは。ヤフーブログ。