消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

ストーカー被害

ストーカーが誰かを殺す、
という事件が止まらない。
後を絶たない。
三鷹市女子高生ストーカー殺人事件が
連日テレビを賑わせている。

ネットでの心無い反応の中には、
女子高生が遊んでいたのだから自業自得、
なんて発言が見受けられたが、

遊んでいたら殺される、なんてルール聞いたことが無い。
そんなことと命のやり取りを一緒にされたらたまらない。

昔、ストーカー殺人事件をきっかけに、
ストーカー規制法が誕生した。
今回の事件をきっかけに法律の見直しが行われるかもしれない。

でもそうじゃない、そうじゃないんだ。
この事件の発生を食い止める、その一歩前、
ストーカーの発生を抑えることはできないのか。
ストーカーを生まない社会、教育にはなり得ないのか。

人の教育、人の育ち方に、
今、大きくネットが入り込んでいる。
三鷹市の事件では、Facebook を通して
知り合った男性がストーカー化している。
二ヶ月ほど前、LINE で喧嘩になり殺人事件にまで発展した件もあったようだ。

人の出会い、人の営みが急速に変わって行く中で、
親、教師たちは何を教えられるのだろうか。
何をしつけることができるのだろうか。

正直大変な時代である、
相当厳しいと思う、
だが行政に期待している間に、
我が子が事件に巻き込まれたらなんとするのか。
厳しいかもしれないが、親が守らなければならないのだろう。

パソコンわからぬ、
インターネットわからぬ、
ゲームわからぬ、
では済まない時代になってしまっているのだ。
親は、時代を知りながら子育てをしなくてはならなくなってしまったのだ。
…大変だよな。