消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

子育てってどこまで?

子育てを放棄気味な親がいて、
勉強もろくすっぽ教えない親もいれば、
どこまで付いてくるの?
なんて聞きたくなるような親もいるらしい。

最近聞いたニュースでは、
東北大学の入試に親が付いてきてしまう関係で、
大学まで向かうバスに受験生が乗り切れなくなり、
入試開始を30分遅らせる、なんて出来事が
伝えられていた。

高校入試、大学入試の試験会場、
のみならず、
最近では大学の就職セミナーなんかにまで、
親同伴で来る学生がいるそうだ。

私も高校の願書を一緒に取りに行ったなぁ…なんて
懐かしく思い出すものの、
大学や就職はさすがに一人で行って一人で決めてきたように思う。

こうなってくると、どこまでが同伴するもので
どこからは大人として扱うべきなのか。
そのラインはどこに引くべきなのか、
色々わからなくなってくる。

過保護、とは思う。
けれど一方で、小学生を狙った犯罪などが報道されると、
子供の送り迎えせずにはいられなくなる親もいるだろう。
高校入試、大学入試は一生に一度くらいのイベントだから、
参加したくなる気持ちもわからんでもない。
過保護、だと思うけれど、
イベント、と捉えると無視できないものもある。

どこまでが子育てで、
親はどこまでやるものなのか。
決まりがあるわけでもないだろうから、
難しいものですね。
頑張れ(考えろ)、親。