消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

引越しのあれこれ。

絶対無理、
と思われた引越しが、一応、できた。
当日までちっとも梱包せず
もっとも梱包も業者に頼んでいたのだが、
業者の営業の人が「女性スタッフが行きますので」
なんていうもんだから

「そりゃきれいにしておかなきゃ!」
 ↓
「梱包なんて雑務、女性(美人想定)には任せられないよ!」
 ↓
「どうせなら、梱包なんか終わらせておいて、女の子(若いバイトの子へ妄想)と素敵なひと時をすごそう!」
 ↓
電車男ならぬ引越し男か!?(伊藤美咲想定)」

どうして人間てこんなにバカなんでしょうか。
どうして男ってこんなにバカなんでしょうか。
どうして俺ってばいっつもおんなじようなパターン妄想するんでしょうか。

朝からシャワーを浴びておしゃれしてむんむんで待っておりました。
しかし生来のサボり癖が突然直るわけもなく
手を加えれば加えるほどに雑然としていったわが多摩ハウスは、
もう取り付く島もないくらいに大バラ。

ところで皆さん、「大バラ」っていいます?
ごちゃごちゃにばらけて片付いてないことなんですが
もしかしてこれは方言なんでしょうか。
だとしたら新潟のあたりの方言である可能性が高い。

なんて無駄なことを考えながら、梱包のおばちゃん(推定50代)と
ハプニングもロマンスもポロリもない梱包作業に従事してたのですが

さすがプロというか
あのおばちゃんは魔法使いだったのだろうか?

二週間かけても半分も終わらなかった梱包が
わずか二時間で、きれいさっぱり。
見事なまでの引っ越し体制に心底唖然。
私なんかテレビの線をノロノロと抜いて
どこに入れようかうろうろしてるだけで
一時間半かかりましたよ。
(残り30分は休憩)

さて。
梱包作業は四時間予定されていました。
でも二時間で終わりました。
小学生でもわかる計算上の微妙、かつ意味ありげな二時間が残されました。

「じゃ」

去り際も鮮やか過ぎるぞおばちゃん。
家中のものをダンボールの中におさめて
おばちゃんはまたもや魔法使いのように消えていきました。

そして次に現れる、福岡からトラックでやってきたという荒くれなキャリアを持ちながら
妙に甘いマスクの兄ちゃんについては
いずれ機会を見て書かせていただきたいと思います。