消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

戦争体験が語られなくなる時、想像力が一番大事。

人類には言葉があり、
それを残す文字がある。
しかし、行動を伴うためには、各個人の想像力が何より大事であり、必要である。
言葉は記号でしかない。
受け止める人間の中でそれを、
なんとか本物に近づけるのは、
本物からは遥かに遠いところにいる平和な僕らには、
遠すぎて難しすぎるかもしれないけれど、
だからこそ、
想像力が必要なんだ。

言葉は、
文字は、絵は、情報は、匂いは、味は、触覚は、
情報でしかない。

つなぎ合わせて本物に近づけること。
本物から遥かに遠いという事をわかっておく事。
分かった上でそれでも遠いところから本物を想像すること。

想像力がなかったら、僕らは動物園の動物と同じなんだ。
檻から出ている責任を全うしよう。