消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

Michael Jackson's This Is It ファイナル

先週末、マイケルジャクソン「This Is It」最終日に行って来た。
私は二回目だったが好きな人は四回、六回は当たり前
すごい人になるとほとんど毎日のように観戦していたようである。

その人気を裏付けるように、最終日も満員御礼。
私は最終日11/27 の午前中にチケットを探したのだけれど
新宿渋谷は全席完売、池袋の、終電を過ぎてしまうレイトショーにて一部残っているだけであった。

新宿ピカデリーなど三万円もするVIP ルームまで完売。金あるなぁ……。
あわててネットでチケット購入(便利な世の中になったもんだ、つくづく)

その後、この池袋のレイトショーも完売し、
劇場は急遽次の回、実に午前1時半~3時半という回を設けていた。
実際私が感激の中ムーンウォークで映画館を出た際には、
終電後だというのに長蛇の列ができていた。

マイケル人気、おそるべし。
死後、ビルボードのトップ10をほとんどすべてマイケルのアルバムが埋めたというのもうなづける。


にしても
結局遺作となった「インヴィンシブル」のことを、
まるでみんな必死に忘れようとしているかのごとくですな。
CD ショップのマイケル特集コーナーでも見かけないし。
無かったことになってるのだろうか・・・


マイケル本人が最後のライブと公言していたツアー
This Is It」の、
死後数日前のリハーサル風景。
その完成度のあまりの高さに驚かされるのだけれど

前回も思った。画面の中の人々はマイケルの死を知らないのだ。
ライブに関わっている人間は100人をくだらないだろう。
そのすべての人々がスーパースター「マイケル」と仕事できることに
感謝と尊敬と感動を持って
輝いて仕事をしている。

もうマイケルはいないんだぜ、って思うとひどく悲しくなる。
でもビデオの中ではマイケルは生きており
スーパースターを取り巻く人々のその時の輝きがきらめいている。


たった三週間の期間限定公開がこうして終わり、
DVD とブルーレイの発売が告知された。
「ブルーレイ買っていい?」と聞いたところ
「プレイヤーないじゃん、DVD にしなよ」
「一緒にPS3 を買えばいいんだよ」
「それPS3 が欲しいだけじゃん。あなたって本当卑怯ね」
と誉められた。

「困り眉なのに卑怯」を目指している私です。
進捗、順調です。