消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

猫毛刈りの季節

春一番が吹き荒れ
開花宣言がなされ
三寒四温一歩一歩春に近づきつつあるこの季節は

毎年恒例。

猫毛刈りの時期でもある。


猫はもともと冬毛と夏毛をもっており、
季節の変わり目にはふっかふかに蓄えた毛がばっさばっさと抜け落ちるのだが
これが長毛種となると、抜ける量がぱじゃない。
ちょっとしたコースターぐらいのかたまりが、ごそっと抜ける。


洗濯物にも尋常ならざる量の毛がつくし
本人がぺろぺろなめて毛づくろいしているのだけれど
この際に飲み込む毛の量もちょっと見過ごせないものがあろう。
なにより、タオルで拭いたちんこの先に猫毛がべったりつくような
(タオルが毛だらけであるため)
そんな生活に我慢できるわけもない我が家では


季節の変わり目の毛刈りは恒例行事となっている。
バリカンをフル稼働させ、ラグドール、アビシニアン計画を実施するのである。
私は行動する飼い主である。
その辺のエセ動物愛護派とはわけがちがう。
自らの欲望のために犠牲にできるものはできるだけ釜にくべるタイプである。
そういう意味では慎重とも言える。


↓アビシニアン・ラグドール計画は、下記リンクの写真でも参照にしてください。
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&q=%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%AB%20%E3%82%A2%E3%83%93%E3%82%B7%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%B3&sourceid=navclient-ff&rlz=1B3GGGL_jaJP237JP237&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wi



かくして非情にスリムになった我が家の猫。
刈られた毛の量がまたハンパなくて、
確実にこの毛でもう一匹猫を作れる。

羊の毛刈りをテレビで見たことがあるけれども
あんな感じでばっさりできないかなぁ。ばっさり。
こんだけ刈っても(3センチほどの毛を3ミリ程まで刈る)
次の冬には立派に生えてくるのだから大したものである。
そのノウハウを薄くなりだした私の頭髪へも流用したいものである。


毛をかられた本人の感想は聞く手段もないが
「なんか体が縮んだわー」
と言ってる様子である。