消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

Windows 7 カスタマイズ~タスクバーからアプリ多重起動~

カスタマイズ、ではないのですが、使い方がわかりました。
Windows 7 のタスクバーからは以前のショートカットボタンが消え、
アプリのウィンドウと起動ボタンが一体化したような、なんというか大胆な変革がされているのだけれど

例えばIEエクスプローラを「二個動かしたい」という単純なことができなくなってた。
答え
「Shift キーを押しながらタスクバーアイコンクリック」
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20091118/340701/


うーん……。使い方がわかればなんてことはないのだけれど……うーん。
今まで片手ワンクリックでできたことが両手が必要となるのはどうなのだろうか。
結構ストレスに感じるような気がするのだが。
右クリックメニューも使えるようだが、これはマイクロソフトのアプリのみ。
Fire Fox やitunes では使えないから意味がない。

アプリの名称も表示されなくなった。
アイコンだけでそのアプリが何であるか判断しなくてはならない。
確かに使うアプリなど限定されてきているからアイコンだけでもわかるっちゃわかる。
でも初心者には優しくないよな。
たまにしか使わない、アイコンを覚えていないアプリだってあるし。



どうも私には改悪に思われてならない、Windows7 の「スーパータスクバー」
使い勝手が大胆に変わってしまったが、思い切った決断である、と
IT系ネットでは評されているようである。
一部ではApple の評判の Docs よりも良い、とかいわれてるらしいけれど……ほんとか?


良くなるのは良い。
進化のためには過去を切り捨てなければならない時もある。
だから我慢しようとは思う。お金払ってマイクロソフト製品使い続けて我慢する。
何かしら矛盾を感じるけれども、いつか慣れる。

そういう理由で、私たちはWindows に「慣れ」てきた。
98、2000、XP SP1、XP SP2。
使い勝手が良いからでもインターフェースが優れていたからでもなく、
Windows を使わざるえないからWindows に慣れてきたにすぎない。


消極的な慣れ。
それに対してマイクロソフトが出した結論が「御礼」ではなく「革新」というのが
どうもひっかかるというか、なんかそれ違うだろうというか。


そんなだから、こういうサイトが現れる。
結局使い慣れた使い勝手に戻りたくなるのだろう。ショートカットボタンを復活させている。

* Windows 7 では、タスクバーの使い慣れた「クイック起動」がなくなり、その代わりと思われる「タスクバーボタン」が登場しました。
* 機能的には「クイック起動」のアイコンより優れているかも知れませんが、ボタンの幅がやや広いため、多数並べると邪魔で仕方がありません。
* そこで、XP や Vista で使い慣れて、なくては困る存在になっている「クイック起動」を使えるようにします。
結構手順が面倒なので詳細は下記サイト参照。
http://www.cosmosoft.org/Works/Windows7.htm



くどいけれども良くなるのは良い。
でも本当によくなっているのだろうか?
「変化」だけじゃなかろうか?
新バージョンであるから見栄えや印象を変え、革新を見せたいというのはわかるけれども
失くしちゃいけない「筋」があったように思えてならないのです。

まぁVISTA よりはいいんだけれどな。VISTA よりは。
XP は超えてない、ってことですね。