消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

俺の本当の親

もしかして、俺は本当は父ちゃん、母ちゃんの子供ではないんじゃないか…
そんな風に考えたことが、確かに私にもありました。
多分、全国津々浦々、全ての子供だった人たちが、
ちょっとは考えたことなんじゃないでしょうか。

こっぴどく怒られた時、
金持ちの家が羨ましかった時、
なんかそういうドラマが流行った時、
実は本当の親は別にいてその血筋ではド派手な超能力が使えて、
でも本当の両親は組織の陰謀に我が子が巻き込まれるのを避けるため、
俺を仮の親のところに預けたのだ…

そして12歳になった日に、小学校を卒業する時に迎えに来るはずだ。
なぜなら、12歳を超えると能力が目覚めるリスクが高まるから…

…来なかったな。来年かな?
…16歳とかかな。思春期あたりに迎えが来る…

…毎年来ないな。
二十歳になってからか?

(38歳)
おかしい!!
まだ来ない!!
もしや両親は組織に!?
くぅ…父さん、母さん、ゴメン…!!
俺が助けに行くべきだったか…!!


なんて妄想していた頃もありました。私にも。
つい最近まで。
40になったらロールスロイスで現れて
巨大企業の社長の椅子とともに迎えに来る、
と思ってますが、あと2年です。ちゃんと準備してるかな…?

でも、どうやら私には「本当の両親」などおらず、
いや、言い方がおかしいな、
「本当の両親」しかいないようです。
よく似てるし。DNA 鑑定をするまでもないでしょう。

しかしそうは思わなかった父ちゃん側が、
息子とのDNA 鑑定をしたらしいです。
そして騒いでます。
騒ぎになってる、というより、騒いでます。
大沢樹生、DNA 鑑定の結果、息子とは血が繋がってなかった!!

というスレが下記です。
http://blog.livedoor.jp/kekkongo/archives/1768883.html


まぁ割りとどうでもいいことのように思いますが、
16歳の息子さんにとっては結構ショックでしょうな。

「…じゃ、じゃあ俺の本当の親父はどこに!?
まさか、組織に…!?」

ワクワクする展開をしていることに期待します。