消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

娘からのバレンタインを素直に喜べない

3歳の娘が、

保育園でクッキーを作って、

お父さんにくれました。

「みんな大好きな人は誰ですかー?」

「お父さんとお母さん!!」

「じゃあ『大好きだよ』と言ってクッキーを渡しましょうー」

 

という内容が連絡帳に書いてあった。

先日、

私「お父さんのこと好きー?」

娘3歳「あんまり」

というやり取りを思い出して、この時点で少しブルーになる。

「あんまり」なんて言葉、3歳で覚えるな。

保育園の先生の連絡内容には、多分に忖度が含まれてる気配がある。

 

夜中に帰って、当然寝ている娘の寝顔を眺めながら、クッキーを食べる。

まずい。

美味くはない。

しかし生涯忘れられない味になることだろう。

(大袈裟か?)

 

翌朝、娘に相対する。

父「クッキーありがとう! おいしかったよ!」

「ん」

父「先生に何か言われてなかった?」

「ん」

父(小声で、大好きだよ…)

娘「大好きだよ、ソフィア買って!!」

 

ソフィア。

ディズニーの新たな課金システムである。

(子供向けの新キャラ。当然山のようなグッズ展開で娘の父の財布を狙ってくる)

 

娘…1分、いやせめて30秒は間をあけてくれ…畳み掛けるように言う台詞ではない…。

 

娘が4歳になったら伝えたい話。

感謝と要求の間には、30秒以上の間を開けること。