消えかかる記憶の寝言3

渡るつもりなんてなかったのに、人生常々渡り鳥。カトウリュウタの寄港地ブログ。

欺瞞でも娘に大好きと言われたい

 

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(添付の写真はあわよければバズれという純粋な野心に基づくもので本文とは関係ありません)

 

父「お父さんと結婚するんだよね?」

娘「うんうん、しない、Aくんと結婚するのー。お父さん大嫌い」

4歳で婚約したらしい娘とほぼ毎日繰り返されるやり取り。

いや、3歳くらいからA君に夢中だ。

同い年の同じ保育園の男の子。

「足が速くてーカッコ良すぎるよねー」

いや、父の方が速いぞ? ほんとだぞ?

 

幼少期にお父さん大好き期がある、という可能性を信じて4年間。

その一方で「お父さん大嫌い期」が存在するという情報も得ていた。

ふざけて「大嫌い」と言ってるのは分かるのだが、

一方でAくんへの想いは4歳児ながら本物らしい。

 

私は嫉妬しているのだろうか?

それとも、単に大好きと言ってもらいたいだけなのだろうか?

4歳児には、「取り敢えず喜ばせておけば何かと得」

という単純な割り切りが無い。

それ故に純粋に心からの「大嫌い」

 

お小遣いで釣ろうとするも、まだ金の価値はあまり分かってない様子。

抱っこしたり遊んでやっても、それは当然の権利と疑わない(そうだけど…)

改名して「加藤ダイスキ」になった方が手っ取り早いかも知れないが、お父さんと呼ばれる。

 

娘よ。

…君はいつ、打算を覚えるのか。

待ってるぞ。

心などこもってなくていい、「はいはいダイスキ」と言ってくれる日を。

 

たしかに君の父は…

それを録音、録画して証拠として保全した上で、

A君に見せつけて娘から手を引かせるくらい「やりかねない」人物ではあるが…

それもダイスキ、だからなんだよ…?